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酔いの日々を過ごすこと(@_@)

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オリゴ糖 腸内環境改善

健康サプリメント・アンチエイジング

オリゴ糖配合

オリゴの意味」
 オリゴとは、ギリシャ語で「少ない」と言う意味があります。
糖類には、私たちの生活の中で馴染み深い物がたくさんあります。
「砂糖」や「ブドウ糖」、「果糖」など、良く目にするとおもいますが、オリゴ糖と言うのは、
これらと同じ糖類の種類の名前ではありません。
オリゴ糖は別名「小糖類」とも言い、二つ以上で数個の糖がくっついている物の事をいいます。
つまり、そういった糖類を総称してオリゴ糖と呼びます。
オリゴ糖には2つの糖が結合した物から3つ、4つ結合した物までたくさんの種類があります。

「オリゴ糖」
 ブドウ糖や果糖など、分子構造的にそれ以上分解されない最小単位の糖を単糖と言います。
逆に、何万と結合している物は、「デンプン」や「セルロース」など、多糖類と呼ばれています。
一方、この単糖が数個結合したものをオリゴ糖(少糖類ともいう。オリゴとは「少ない」という意味)といい、
二つが結合した二糖類(麦芽糖、蔗糖)や三糖類(マルトオリゴ糖)、四糖類などがあります。
オリゴ糖の中には、蔗糖(砂糖)のように容易に消化吸収されてカロリー源になるものもありますが、
人間の消化酵素では消化されないものがあります。
これらの様な消化されない糖類は、吸収されることなく大腸まで届き、
腸内有用菌であるビフィズス菌の栄養となってそれを増進(増殖)させ、
健康の維持増進に役立つなどの機能性を発揮します。
つまり、健康増進にかかわりをもつオリゴ糖は、

 1 人間の胃や小腸では吸収されずに、ビフィズス菌のいる大腸まで到達できる
 2 ビフィズス菌はそれを分解して利用することができる
 3 腸内の悪玉菌(腸内で繁殖して有害物質を出すウエルシュ菌など)には分解されにくいという有用な条件を備えているのです。

「オリゴ糖の化学的な紹介」
 少糖類または寡糖類ともいう。
2分子以上10分子以下の<単糖類>が脱水的に結合した物。
純粋な少糖類は、水に溶け酸または酵素によって単糖類に分解されます。
これらの少糖類は、遊離状態(たとえば蔗糖、麦芽糖、乳糖)や
<配糖体>となって自然に分布する重要な炭水化物です。
また、多糖類の分解や合成によっても得られます。
少糖類のおもなものをあげると、

 <二糖類> 蔗糖、麦芽糖、乳糖、トレハロース、セロビオ-ス、イルマルトース、ゲンチオビース
 <三糖類> ゲンチアノース、ラフィノース、パノース
 <四糖類> スタキオ-ス

などが自然界に分布しています。

また、でんぷんを加水分解する際に生成する「デキストリン」には、
マルトトリオ-ス(三糖類)、マルトテトラオ-ス(四糖類)、マルトペンタオ-ス(五糖類)などの
少糖類が含まれるが、これらは「結晶ブドウ糖」を製造する際の分密操作が悪いと製品に混入して、
結晶ブドウ糖の接触還元によるソルビット製造などの際に障害となります。

「各種のオリゴ糖」
 オリゴ糖のなかで、次の様な物が良く知られています。

-フラクトオリゴ糖-
 天然にはアスパラガス、ニンニク、ゴボウ、ダイズ、タマネギ、ネギなどに少量ふくまれていますが、
現在工業的にも生産されています。
蔗糖に1~3個の果糖(フラクトース)が結びついたもので、
大腸内のビフィズス菌の増殖を促進し、便秘・高脂血症の改善、老化防止などの効果が認められてます。
また、肥満や動脈硬化の予防や虫歯の心配のない甘味料として利用価値が高い物です。

-イソマルトトオリゴ糖-
 ハチミツに含まれるオリゴ糖の一種で、酵母で発酵しないため非発酵性糖とも呼ばれます。
味噌、醤油、清酒などにも含まれ、甘味のほかに食品に旨味やコクなどを与えたり、
防腐性によって日持ちをよくする働きもあります。
すっきりした甘味があり、耐熱性や耐酸性があるので、
製菓、製パン、飲料などにも利用しやすいのが特徴です。
ビフィズス菌の増殖を助ける一方、
他の有害菌には殆どまったく利用されないため、
上記のフラクトオリゴ糖と同じ効能を、より効率的に発揮します。

-ダイズオリゴ糖-
 ダイズ(大豆)に含まれる各種少糖類を総称したもので、
豆腐など大豆タンパクを利用した製品を製造するときの残滓(ざんし)から得られるため、
ダイズオリゴ糖と命名されましたが、他のマメ科植物などにも比較的多く含まれています。
砂糖に比べて甘味度は弱く、さらっとして爽やかな感じがあり、人間の消化酵素では分解されにくいので、
カロリーも砂糖の半分くらいしかありません。
他のオリゴ糖よりも少量でビフィズス菌の増殖効果を発揮し、
逆にウエルシュ菌や大腸菌などの有害菌にはほとんど利用されないという良い特性があります。

-ガラクトオリゴ糖-
 乳糖(ラクトース)にアルカリを作用させて得られるもので、
腸内ビフィズス菌の増殖を促し、便秘や下痢を治し、タンパク質の消化吸収を助けます。
また、抗ガン作用も注目されています。

-パラチノース-
 蔗糖から誘導された人工的な食材(ブドウ糖)と果糖が一分子ずつ結合したもの)で、
上品な甘味を持つが、常用しても虫歯になりにくいことが証明されており、
子供用菓子類に蔗糖の代替品として用いられています。
また、糖尿病患者の日常的な甘味源としての利用が進められています。


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